まいまいブログ

兵庫県立芦屋特別支援学校 視察

昨日は、芦屋市議会の研修会で「兵庫県立芦屋特別支援学校」を視察してきました。
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兵庫県立芦屋特別支援学校は、平成22年4月に、潮芦屋で開校した学校です。
この学校が設立した経緯としては、平成18年に国連総会において「障がい者の権利に関する条約」を
採択したことにはじまり、平成19年の「学校教育法の一部改正」、
平成21年の「特別支援学校学指導要領の改訂」などが背景にあります。
また学校の開校後も、平成24年には「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための
特別支援教育の推進(報告)や平成26年の「障がい者権利に関する条約批准」など
障がい者を取り巻く環境は目まぐるしく変化をしています。

このような法整備や社会情勢の変化に対して、兵庫県も「特別支援教育推進計画」を策定し
施策を進めています。
第二次推進計画では、
①1人1人の多様な教育ニーズに応じた特別支援教育の充実
②すべての教職員の特別支援教育に関する専門性の向上
③早期から支えつなぐ相談・支援体制づくり
④特別支援教育を充実させるための教育環境整備の推進
の4つの柱から施策が行われています。

芦屋特別支援学校は、およそ180名の規模を予定して設立されていますが、
開校当時から予定人数を上回る体制でスタートし
現在は、小中学生、高校生を合わせて293人の生徒さんが通っているとことでした。
また、この学校の校区としては一部を除く西宮市と芦屋市でありますが、
来年度からは、東灘区にも範囲を広げることから教室が不足し、仮説教室を建設予定とのことでした。

学校側としては、学校卒業後に就職や自立ができることが大きな目標であるようですが、
阪神とくに芦屋市では就職先が限定されており、いかに障がいをお持ちの方が
地域で仕事や生活ができる環境整備が今後の課題である思います。

ちょうと、視察日の朝日新聞では、「特別支援学校 専門免許の教員7割」という見出し、
対象者拡大により、通学者の増加に対して、受け入れ体制が遅れいる記事が掲載されておりました。
しっかりとした知識を持った教員が生徒に対応することにより、生徒さんの個性や長所が
活かされる反面、教員にとっても教育方法に対する悩みやストレスが減少するようで
継続的な学校運営のためには、教員の教育体制や人員体制の今一度の検討が必要であるのかもしれません。