まいまいブログ

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宝塚市役所放火

昨日、市税滞納によるトラブルが原因で宝塚市の市役所内で
火炎瓶が投げれられ、役所の一部が延焼する事件が起きました。

この事件は、何かあった場合の避難場所として、位置づけられている
「芦屋市役所」においても、同じような事件が発生する可能性があることを
示していると思います。
昨日の朝日新聞によると、近年生活保護受給、滞納、職員の対応不満に対して
トラブルが後を絶たない事例の紹介がありました。
過去の公共施設への主な放火事件としては
2004年2月に大阪府庁の障害者用トイレに火がつけられ事件をはじめ
2006年2月は静岡総合庁舎でガソリンがまかれ放火。
2011年2月は埼玉県春日部地方庁舎のロビーののぼりに放火
2012年4月には、大阪府藤井寺市役所にガソリンがまかれた他、
        川崎市の福祉事務所でも液体がまかれ放火。

これらの事件件数が多いのか、あるいは増加しているのか否かについては、
調査を要すると思いますが、人々の切迫した生活と
職員間とのコミュニケーション不和によるものがその原因であると考えます。
また、このような事件が起きないよう、その手前で役所として対応出来うることに
ついても再考されることを願いたいと思います。

今回の容疑者は職員に対し「お前ら税金でメシくっとんやろ。
市民をもっと大事せんかい」という言葉を発したという事です。
また、突発的な事件でなく、周到に準備をおこなっていたいう報道もされています。

誤解を恐れずに述べると、私は「近年、税金を納める市民はお客様である」
という雰囲気がありますが、この流れには同意しかねる部分があります。
役所は、利益を求めているのではなく、公平公正を要件に、生活の基礎部分の
仕事を我々に変わって行っている、というのが本来の姿であると思います。

一方、役所の職員の市民への対応についても、改善が必要であると感じています。
大原則は、法律や条例に定めたように運営を行うことは勿論ですが、
それを伝える「伝え方」については、一方的に言い放つのではなく、
相手の立場にたった「伝え方」があるのだと思います。
正確に話すこと、相手に伝えることは、大変に難しく、私も毎日苦戦をしておりますが、
信頼される役所を目指すためにも、改めて相手の立場にたった伝え方を
見直すことが大切であると考えます。

「どんな理由があろうとも暴力は許されない」
という中川市長の言葉はもっともあります。
日本においては、暴力によって、解決できる問題はありません。
しかしながら、近年の流れを考えると、災害などの危機管理に加えて、
残念なことですが、今回の事件等に対する危機管理も
必要な時代になってしまったのかもしれません。