まいまいブログ

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建設公営企業常任委員会 視察

22日・23日と常任委員会の視察で千葉と東京に出かけてきました。この日は台風が東海地方に進出しており、あいにくのお天気でしたが、出発前の天気予報と比べると随分と楽で安全な移動となり、私たちの日ごろの行いの成果?であると感謝しました。

2日間の視察内容は、①「空き家対策について」千葉県市川市 ②「防災の取り組みについて」東京都荒川区の職員さんにお世話になりました。

①空き家対策について・・・・国の法整備に先駆けて市条例を制定して、窓口の一本化からはじめて空き家条例を制定されました。この条例は、建築基準法第10条(建築物の適正管理)を活用したものです。市川市では、空き家を解体すれば多くの土地は売却することが出来きる状況が大きなメリットであると考えます。また、空き家にならないための予防や活用が今後の課題であるとのお話を伺いました。空き家に関しては、相続に係わる物件も多いために、1物件に対して長期的な取り組みが必要なことも多くあるとのことでしたが、空き家率は10%程度であることが人口の流動には必要であり、空き家事態が問題であるのではなく、適正管理が行われていないことが問題であるとの言葉が耳に残りました。

芦屋市では、現時点では「空き家」について深刻な問題が起こっているとは思いませんが、近い将来に避けては通れない、対応が必要となる施策になると認識をしております。空き家の活用を考えると、芦屋市民の方からご要望の多い「集会所」については新設を行うよりも、空き家を活用することにより、コストを抑えた対応が期待されると思います。

*ちなみに、市川市の市議会議場は、ライトも趣があり、全体に優雅で落ち着きがあるのですが、来年度から建て替えが計画されております、現在の議場はなんと、ドラマの撮影で使用されたとのこと。数年前に、木村拓哉さんが総理大臣の役を演じた「ヒーロー」の国会議場として撮影が行われたそうです。

②防災の取り組みついて・・・・荒川区は災害時活動困難度を考慮した総合危険度(東京都発表)がかなり高い自治体でした。木造戸建てが全体の6割を占めており、災害時の火災の発生と消火するための水の確保が喫緊の課題だと位置づけられ、「密集住宅市街地整備促進事業の特区の制定」と川や井戸を利用した「永久水利」事業の推進。また、より多くの区民に防災訓練に参加してもらうことを目的として「あらBOSAI」や防災ジュニアリーダー育成のために中学校での防災部の発足。芦屋市と同様に、要援護者に対する避難支援体制の構築。加えて、防災アプリによって、区民のみならず、帰宅困難者に対して一定の情報提供を試みています。

芦屋市は、21年前に阪神淡路大震災を経験してますが、市民の方と同様に現在の職員さんでも経験した割合が下がってきており、いかにして経験を継承するのかが1つの課題であると考えています。また、阪神淡路大震災時から大きく変わったこととしては、津波と原発に対する対応であると考えます。個人的にはどんなに準備をしていても、十分ということはなく、「想定外」という言葉は残ってしまうのだと思います。万一の際は、先ずは個人が自分の命を守る行動が不可欠であるとは思いますが、皆様の命を守るために自治体も絶え間ない努力や工夫は必要であると思います。

荒川区の市会事務局では、職員さんに拍手でお出迎えいただきました。ちょっぴり恥ずかしかったですが、うれしい気分にもなりました。荒川区は、公園内に保育所設置を可能とした特区を得ていますが、公園利用者からの反対があるというTV報道をご記憶の方も多いと思います。騒動のその後を尋ねましたら、保育園の屋上部分にゲイトボールができる施設を整備することとして、反対住民さんのご理解を頂いたという事で保育所建設が前に進んでいるとのことでした。保育所についてば、昨日?一昨日にテレビが報道があったようですが、芦屋も例にもれず保育所建設には乗り越えなければならない壁があると考えますが、荒川区のようにもう一歩工夫が必要であると感じました。

山田委員長はじめ、事務局職員さん、委員の皆さま、それにもまして、市川市と荒川区の皆様には本当にお世話になり、感謝申し上げます!