まいまいブログ

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景観行政団体移行記念 芦屋市景観フォーラム

今日は、芦屋市景観フォーラムが開催されました。
これは、5年余りをかけて芦屋市が景観法に係る様々な仕事を行うことができる自治体として
景観行政団体になったことを記念した催しものです。
ご存知のように、芦屋市は「国際文化住宅都市」として、発展してきており住環境を重んじる自治体です。
より良い住環境施策を実行するために、大きな看板の設置をはじめ、景観計画を作成して
建築や建設など景観に係る開発を行う場合に、設計計画などの届け出を義務付けるなどの
施策が予定されているものです。

冒頭での山中市長のご挨拶では、
①芦屋川が世界遺産にしたい。
②全国で初めての全市内無電柱化を実現したい。
という、まちづくりに対するメッセージがありましたが
多くの人が芦屋川を愛する気持ちや、私をはじめ幾人の議員さんが
提案をしている無電柱化について、大変に前向きなお言葉があったことを
うれしく感じました。

フォーラムでの基調講演では、
日本のみならず世界に名を馳せる「コシノ ヒロコ」氏による
「文化都市芦屋へ」のお話がありました。
コシノ氏は、奥池町の住居をアトリエとして広く無料開放されている他、
また現在も週のうち3日は奥池の自宅で、自然を楽しみながらお仕事へのインスピレーションを
蓄えておられる、ということで芦屋を愛してくださってる方のお1人です。

・日本の文化は自然と共に生きてきた。
・日本人は自然と接すること感覚がシャープである。
・時代に沿ったすばらしい生活環境~文化・教育・スポーツ~
・今あるものを維持するだけでなく足りないものを創造する。
・人間の資質を向上させるための環境の重要性
・行政だけでなく、そこに住む人の理解や意識が需要
・本当の芦屋の美しさとは?
などがキーワードであったように思います。
芦屋に足りないものとして、コンサートホールや美術館、スポーツ施設などがあると
ご指摘を頂き、耳が痛い場面のありましたが、人間の資質を向上させるための住環境という
お言葉が繰り返し発せられたことが印象的でした。
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また、パネルディスカッションでは、
日ごろから景観アドバイザーや景観認定審査会でお世話になっている方々のお話がありました。
コーディネーターとして、三輪 康一氏(神戸大学工学研究科建築専攻教授)
パネリストとして、小林 郁雄氏(兵庫県立大学淡路キャンパス大学間連携事業推進室室長)
小浦 久子氏(大阪大学大学院工学研究科地球総合工学准教授)
在原 明則氏(関西学院大学大学院司法研究科教授)
宮前 保子氏(公益法人国際花と緑の博覧会記念協会専務理事)

こらからの景観行政について
・「みどり」の持つ経済価値の見直し
・Open Garden実施は緑づくりの市民参加の1手法
・宮川の景観行政への試み
・1つ1つの住いの積み重ねで景観が出来ていることの再認識
・市街地やマンション対してゆとりと求めるのであれば、その対応を検討すべき
・まちづくりについて市民全体で共感できる仕組みづくりの必要性
・市民が参加できるルールづくりや支援の必要性
などの提案がありました。

最期に、フォーラムの参加者との意見交換では、
古い建築部の保存方法については、まずその必要性の声を上げる重要性や
新しい建築ではなく、今のまちをいかにマネジメントしていくかについても
共感、共通認識の必要性や、今後は子育てや高齢者など「福祉」に対する課題や
防災・防犯、ゴミの問題などの課題を踏まえることが提案されました。