まいまいブログ

核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書の請願,委員会審査では否決となりました。

今議会は、民生文教常任委員会で審議された「国に核兵器金条約への署名・批准を求める意見書採択」ついての請願書の請願紹介議員となりました。

これは、昨年2017年7月に国連で採択された条約で、50カ国が批准することにより発効される手順となります。世界で唯一の被爆国の日本はまだこの条約に署名も批准も行っていないので、早期の実施をお願いする請願書です。

条約の内容としては、核兵器が非合法・違法だと宣言&定義する条約です。「核兵器は抑止力」という考え方を改めて、世界が核に対する認識を「非人道的で非合法なもの」だと統一した後に、核保有国が合法へ向かうというプロセスを目指しています。生物兵器禁止条約を踏襲したものだとも言えます。

具体体に何を禁止したのかについては、「核兵器の開発、実験、生産、製造、取得、保有、貯蔵、移転または管理の移転、移転又は管理の移転の受領、使用と威嚇、以上の禁止活動への支援、奨励、勧誘、勧誘の受領、自国領域への核兵器の配備、設置、展開の許可」となっていて、「威嚇」の単語により、まさに核抑止力を否定していると考えています。

議論の中では、この条約に肝心の核保有国が参加していない事による実行性への疑念や、アメリカの核の傘に守られている日本の状況などから、「核兵器は反対であるが」批准することに反対の意見が多く、請願は否決となりました。

おりしもこの委員会は、米朝会談が行われた日であり、北朝鮮が核廃棄を約束した日でもありました。お隣の国が核を放棄してくれるのは、大変に有り難いと思いますが、どの国は核を持っていいか悪いかを誰がきめるのかと・・・

「私は核は持ち続けるが、あなたは捨てなさい」と言われると、私なら反発するようにも思います。

また、

第6条「その管轄下または管理下にある場所における核兵器の使用または実験によって影響を受けた諸個人」(広島・長崎の被爆者など)に対して、医療、リハビリ、心理的サポートを含む支援を提供し、社会的かつ経済的な包摂を提供する。

日本がこの条約に参加すれば、広島・長崎の被爆者への援護施策を手厚く行うことが条約の義務として国際的に求められる。