まいまいブログ

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消費税8%へ

昨日・今日は都市計画審議会や議会運営委員会、議会改革特別委員会に加えて
11月に開催が予定されている議会報告会の半会議などを行っておりました。

10月に入ったというのに昼間はまだ暑く、朝夕は過ごしやすくなったものの
なかなか夏服をしまう事ができない気候です。

昨日、安倍総理から来年4月に消費税を8%に定める決定を行ったことが報道されました。
毎年約40兆円もの借金をつくりながら日本は運営されており、
次世代にツケを払う借金頼みの運営からの脱却として
少子高齢化で膨らみ続ける福祉予算への目的税として位置付けられています。

増税と掲載対策という2つの大きなミッションをいかに乗り越えるのかが
大きな焦点となり、決定後においても専門家の間でも総理大臣が下した増税に対して、
賛否が大きく分かれているようです。
この要因としては、リーマンショックからまだ体力がない日本経済において増税することにより
景気の落ち込みを危惧する考えや、来春の8%にとどまらず、2015年10月には10%へと
更なる消費税増税も予定されていることなど、先行きに明かりが見えないことが
があげられると思います。

増税分の使い道としては
・高い医療費がかかった患者の負担上限の見直し
・低所得者の国民健康保険料などを軽減
・所得が低い高齢者の介護保険料の軽減
・保育の新制度で受け皿を拡大
として、福祉以外には使用しないことが述べらています。

また、低所得者に対して、現金を1万円から1万5千円配ることや
住宅や自動車の購入者にも一定の配慮ある他、
企業に対しては、従業員の賃金をあげたり、最新設備を整備することによる
減税も用意されているようです。

朝日新聞の北海道大学教授の橋本務さんのオピニオン記事では、
「新自由主義」の考え方に変化がある。従来の新自由主義はできるだけ規制をなくして
公共事業を減らし、財政赤字を改善する、小さな政府を目指すことで税金も低いことが
よいとされていた。この10年で考え方が変化し、北欧型新自由主義と呼ばれるものは、
大きな政府を認めて、単なる自由放任の競争でなく、高率の消費税というルールの下での
経済成長を目指すものだとしています。
この北欧型新自由主義は世界の1つの潮流だそうです。
だた、今日本が進もうとしているのは、拘束力のあるルールでなく、財政健全化のための
規律しかないことと、機会の実質的な平等化という理想が欠落しており、
消費増税の「正当性」についての説得力を持つことが不可欠である
という趣旨であると思います。

私は、増税については必要であると考えています。
このところ大きな焦点の1つなっていた「いつ増税するのか」については
はっきりとした答えはありませんが、今は・・・だから、
まずは・・・が終わってから、など「増税しない」ことの理由づけは
永遠にできるのだとも考えます。
しかしながら、東日本大震災後、復興事業費の多くが、各自治体で防災対策費として
流用されてしまった記憶がまだ強く残っています。
国民に対して述べた「福祉にしか使いません」という言葉を裏切ることなく
国民生命を守り、一生懸命努力する人を評価し、次世代にツケをまわさず・・・・
いろいろと都合のよい言葉が出てしまいますが、
生活者の痛みや声を直接受けるのは自治体が多いと思いますので
しっかりと、それらの声を受け止めたいと思うのと同時に
国対しては、国民に痛みを負わすであれば決して裏切ることのないよう、
想いを込めた使われ方を願いたいと思います。