明日で閉会となる議会を前に、今日は議会運営委員会が
行われ、明日の本会議の運営についての確認や他の議会運営についての
提案事項についての話し合いなどが行われました。
明日は、上程されている議案や請願・陳情についての採決が
行われる予定となっています。
現在芦屋議会では、賠償案件や控訴事項において
相手方の氏名・住所が明記されている書類が配布されています。
個人保護法施行意向、個人情報に関する意識が高まり
これらの取り扱いを今後どうするのかについての意見交換や
議会中に常任委員会で審議された概要を報告する
「委員長報告」に発言者や会派名を明確にして報告してはどうか、
などの議論が行われました。
先の問題については、意見交換のあとに各会派に持ち帰りとなりましたが
後の委員長報告については、合意をみるに至らず今回は現状維持となりました。
私個人としては、現行の委員長報告には、名前などは示していませんが
賛成反対の意見や採決前の議論について、他の自治体よりも丁寧な
報告がすでになされているので、現状維持で問題ないと思っています。
提案者の趣旨としては、情報公開を目的として、
どの会派、あるいは議員がどのような考えを持っているのかを
示すことが重要であるというものであり、これに異論はありませんが、
ともすれば、パフォーマンスに走りすぎてしまう危惧を感じるからです。
耳触りよい事ばかりを言っていては、行政は運営できないと考えます。
しかしながら、傍聴に来られた方は、議会や委員会のやりとりが
そのまま見聞きすることが出来ます。行政とのやりとりの中で
議員の本音的な意見も知ることができると思います。
時間的に制限のある方には難しいと思いますが、
情報は与えられるだけでなく、取りに行くことも時に必要だと考えます。
生の議会は、マスコミで報道されているような
形通りで進行されているのではなく、なかなか、面白いと思います。